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どーん・ごんじゃれす美術日誌

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■ 02-04-20 東大寺の大仏は、「 実は面長だった 」

現在の大仏は、江戸時代1691年に、補修完成したものだが、天平時代の大きさの記録が東大寺の文献に記されており、
それを基にCGで作成したらしい。<朝日新聞夕刊>

左が現在、右が大仏開眼時のもの。

何故?こんなに違うように補修したのかが疑問だ!!
補修当時に、この文献が発見されなかったのなら納得だが、、、
知っていてこんなに、ふっくらとイメージを変えるだけの勇気、正当なな理由、があったのだろうか?
文献の寸法の尺度が正確なのだろうか??

■ 02-04-08 もう一度観てみたい絵≪エルミタージュ美術館イタリアルネッサンス展≫
自分の趣向でのみ発見する楽しみ、これが良い。
有名画をのみ ありがたかる人混みはここには無かった。
画集にも載っていない、話題にもならない。 もう一度訪ねる手段以外は、自分の思い出と記憶のみ
これが意外にも楽しいのだ。

15世紀後半のヴェネティアの画家
聖母子
Filippo・Lippi より良いのではないか
古い絵なのに、実に明るい色調

Alessandro Bonvicino Moretto 1540年
信仰の寓意
身体をねじった姿勢が
信仰とは無縁の艶かしさを発散する
■ 02-04-07 ≪建仁寺法堂≫双竜図 小泉淳作
建仁寺開創以来800年目の初めての龍の図が完成し、4月15日から一般公開。
11.4m x 14.7m
禅寺の法堂の天井に龍を描くのは、龍が≪法の雨≫を降らせる、と言う意味であるらしい。

小泉画伯は2年前に、鎌倉・建長寺で、雲龍図を描いており、2度目の龍の天井画となる。

京都の臨済宗の大本山七寺の内、六寺には既に龍図があり、建仁寺だけになかったそうである。
一般公開には早速に行ってみようと、、、ジックリと日経新聞に掲載された大きな図を眺めていたのだが、、、
構図がややこしいのだ。 頭は直ぐに判るのだが、胴体がどうクネッているのかが判然としない。
特に左の龍の首の曲がりと両手の位置、、、どうみても勇壮どころか不恰好に見える。
無限の天空であるべきなのに、奥行きのある遠近の工夫がなく、龍の身体が二次元の平面に近い。
小泉淳なる人物・力量の評価などは全く知らないのだが、、、、あまり期待しないで行くとしよう!
■ 02-03-16 雪舟展
没後500年特別展、見逃せば、次は50年後。 と脅迫されて見に行って参りました。
場所は、京都七条の国立博物館。

予想に反して凄い人出でゆっくりと鑑賞できる環境ではありませんでした。
もともと、水墨画には思い入れがなかったのだが、展示作品の多さで、雪舟に対する漠然としたイメージが得られた。

芸術が好きになるのは、作品から読み取れる精神的なものに惹かれるからであって、その歴史的意義や技術的なものではない。 山水画のように、誇張された風景、埋没された人間本能、感情 と思えるジャンルには、知識としての興味以上のものが湧いてこない。
ヨーロッパのように、グサ〜ッとあるいは、ほのかに本能を刺激する芸術が、やはり良い!
■ 02-01-15 美術展で観たチョット心に残る絵≪パリ・プティ・パレ美術館≫
一般的には有名ではなく、現場で初めて見て、何故かいつまでも気になる絵。
日本では全く参考書籍も無いけれど、、、、、

Jacques-Emile-Blanche 1883年
55.6x46.5cm
ピンクの鮮やかさが印象的

Jean-Louis Hamon 1861年
87x60.5cm
古典的な端正さ、清純さ

Henry Brokman 1897年
48x102.5cm
白壁が強烈な太陽に輝き、日陰と遠景との対比が印象的
女性と絨毯の赤色系がアクセント
この絵の前で立ち止まっている人が多かった。